テーマ「ポパイは業界の回し者?」
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テーマ「ポパイは業界の回し者?」
子供の嫌いな食べ物の一つに野菜があります。特に人参やホウレン草などは嫌いな野菜の一つのようです。
昔、私たちの小さい時に見たテレビマンガにポパイがありました。ご存じのようにポパイ、プルート、オリーブという3人のキャラクターがいて、オリーブに意地悪するプルートに対しポパイが助けようとしますが、反対にやられてしまい、最後にホウレンソウを食べて超人となり、助けるという毎回同じストーリーでした。
子供心にホウレンソウを食べると強くなると思い、目をつぶりながらホウレンソウを食べた経験が皆さんにも有ると思います。今考えると、ホウレン草の嫌いな子供に食べさせる為の、大人やホウレン草業界の作戦だったのかもしれません。
同じように、今仕事をする上で、部下が嫌いな物の一つにホウレンソウがあります。反対に上司は、ホウレンソウが好きなようです。
上司の好きな食べ物は!ホウレンソウ?
お客様への対応力や社内の生産性を上げるには、正確かつ素早い情報の伝達・共有が大切です。
ところが、情報伝達がうまくいかない為に、タイミングを逃したり、お客様を失ったり、余分なコストがかかったりするケースが少なくありません。今こそ情報伝達の基本「ホウレンソウ」の徹底を図りたいものです。
最近、社内の情報共有がうまくいっていないことが原因と考えられるトラブルが増えています。
上司や責任者がお客様の要望や苦情を「聞いていなかった」とか、お客様との交渉のプロセスを「知らなかった」とか、あるいは取引先とのトラブルがこじれてしまってから事情を知ったりなどのケースが少なくありません。
悪い噂は千里を走る!
しかも、SNSで瞬く間に悪い評判が広まるなど、「あのとき、一緒に動いていれば」と振り返る間もなく事態が悪化することもあります。
お客様の目も厳しくなっている今、会社の存続に関わる事態になってしまう例もあります。
情報の共有、つまり「報・連・相」がおろそかにされがちなのは、いくつか理由があります。