国際ロータリー 第2740地区  第8グループ 諫早市内5クラブがあり、諫早西RCの他、諫早RC、諫早北RC、諫早多良見RC、諫早南RCがあります。

テーマ「一人キャバクラって、経費で落ちますか?」

a:5196 t:4 y:6

テーマ「一人キャバクラって、経費で落ちますか?」

 皆さん、今年の忘年会は何回ありましたか?もう終わった方もいれば、まだまだ残っている方もいらっしゃるでしょう。忘年会って言えば、一次会に始まり二次会は普通ですし、三次会に突入する猛者の方もいらっしゃれば、時には一人でフラッとキャバクラに行かれる方もいらっしゃいます。
この一人キャバクラを経費で落とすことが出来れば最高ですね。その前に日本の税制について少し話して見たいと思います。

 日本の税制では、基本的に「申告納税制度」といって、税金は納税者が自分で申告して自分で納めるという制度をとっています。そして申告は原則として申告どおり認められます。税務署当局は、納税者の申告が「明らかに誤っている場合」に限って、修正できることになっています。

そして「誤りを証明する」のは税務署の仕事であり、納税者が「誤りでないことを証明する義務」はないのです。もし何かおかしい領収書があった場合、納税者がそれを正しいと証明する必要はないのです。税務署が「それは間違っている」と証明できて初めて修正ということになります。

 その上税務署側で苦労して証拠集めをして更生決定ができるのは2年分だけです。そこで税務署職員は納税者の耳元で悪魔の囁きをします「5年分の修正申告をすればお咎めなしですみますよ~」。そう修正申告とは納税者がみずから自白したことになりますから税務署は何ら証明する必要はありません・・・

 一般市民にとって、税務署というのは絶対的な存在といえます。「税金に関しては、税務署のいうことは絶対に正しい」と思っていることが多いでしょう。しかし、これが実は大きな勘違いなのです。税務署というのは、より多くの税金をとるのが仕事なのです。

まず第一に「税務署は絶対に正しい」という先入観をすてることです。この先入観をもっている限り、税務署にしてやられます。セールスマンが来たとき、我々はこう思うはずです。「この人は私に物を買わせようとしている」と。間違っても、「この人は必ず正しいことを言う人だ」とは思わないでしょう。
税務署員と接する時も、それと同じ気持ちを持つべきなのです。「この人は私にたくさん税金を払わせようとしている」と。そして、税金を取るために、口から出まかせを言う人だと思って警戒する必要があるのです。

さて「キャバクラの領収書を経費で落とす」ということは究極の経理テクニックといえます。この方法を知れば、「経費とはなんぞや」「会計とは何ぞや」というものがおのずと見えてくるはずです。
キャバクラの領収書を経費で落とせるなら、他の領収書を経費で落とすなど簡単ということになります。「会社の経費で落とす」ためには、会社の事業に関連する経費でなければなりません。「キャバクラと会社の業務」というと一見何の関連性もないように見えます。しかし関連づける方法がいくつか考えられます。

1つ目は、接待の場としてキャバクラを利用する。キャバクラ代を交際費として落とすことができるのは、当然のことながら、「接待でキャバクラを利用した場合」に限られます。自分一人でふらりとキャバクラに行って、それを交際費で落とすことはできません。

交際費というのは、明確なガイドラインはありません。「一次会の費用は認めるけど、二次会の費用は認めない」ということもありません。そして交際費かどうかは「その接待が会社にとってなんらかの意義があるかどうか」ということだけです。まあここまでは皆さんも使っていますね。

次は、キャバクラ代を商品開発費として計上する方法です。企業は視察やマーケティングを行って、商品やサービスの開発の参考にすることが多々あります。「うちは水商売じゃないから、キャバクラに行ってもマーケティングなんかできないよ」なとど思った方も。しかし、キャバクラなどという場所は、マーケティングや商品開発のための情報が満載のところでもあります。

若い女性と話をすることで「若い女性が今、何に興味を持っているのか?」ということを知ることができます。ファッション、遊び、食べ物など、若い女性の嗜好について様々な情報収集ができます。これはビジネスにとって大きな財産になると言えます。

またキャバクラにどんな客が来ているのか、ということを知ることで、最近の景気の動向を知ることもできます。またキャバ嬢に、「最近、お客さん多い?」などとさりげなく聞くことで、接客業の景気や、日本経済全体の景気も判断することができるのです。という具合に、キャバクラなどと言うところは、どんな業種の人でも、何らかの形でビジネス上の情報を得ることができるのです。   
だから商品開発として経費計上できます。しかも連れ立って行く必要もありません。そう夢だった一人キャバクラが実現できますよ。

 経費で落とす方法の三つめ「研修のためにキャバクラを利用する」です。企業には、社員・役員のスキルを上げるための費用「研修費」という支出が認められています。そして研修方法はさまざまな物があり、中には、早朝に駅前に立ち大声をあげたり、ボランティアに参加するなどもあります。そして「研修費」には、この費用はだめでこれはOKなどの明確な線引きもありません。

企業にとって、社員・役員のスキルがアップするものならば、キャバクラで研修する企業があっても良いのです。キャバ嬢たちは、非常に高度なビジネス・スキルを持っていることが多いのです。「いつでも相手にいい印象を与える態度をとる」「どんな客にも話を合わせる」彼女らはこういう技術を持っています。

売れっ子のキャバ嬢は、営業職としても、非常に優秀な場合が多いのです。なので企業としてそれを学ばせてもらう、という形態をとるのです。「接客技術の研修」「話術の研修」として、社員や役員がキャバクラに行くのです。この方法も一人キャバクラで使えそうです。

皆さんも、商品開発やサービス向上そしてスキルアップの研修によって会社の業績を伸ばして下さい。

powered by Quick Homepage Maker 5.0
based on PukiWiki 1.4.7 License is GPL. QHM

最新の更新 RSS  Valid XHTML 1.0 Transitional