国際ロータリー 第2740地区  第8グループ 諫早市内5クラブがあり、諫早西RCの他、諫早RC、諫早北RC、諫早多良見RC、諫早南RCがあります。

テーマ「子供のころの教育って、大切?」

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テーマ「子供のころの教育って、大切?」

 さて、先週の会長の時間は、私たちが何か変わろうとするとき、新しい事をするとき、必ず自分の心の中の内なる批判者(悪魔の囁き)について、お話しましたが、今日はその続きをお話してみたいと思います。

子供のころに受けた評価に左右されない!
 「自分は無価値な人間だ」と思っている人があまりにも多いようです。しかも、自分ではそう思っていることに気づいていません。私たちの行動パターンはどのように出来上がったかというと、その大部分は子供のころに受けた、親や教師といった権威者による教育の結果です。
親や教師は私たちより大抵大きくて、強くて、賢かったので、私たちは「彼らを信じることが自分の最大の利益になる」と思い、実際そうしてきました。
 しかし、一部の親や教師は自尊心が低く「自分は無価値な人間だ」と思っていて、自分が子供のころに親から言われたのと同じことを、ましてネガティブな意見を貴方に言ったにすぎません。

比較は最悪!
 そして、小さいころに他の子供と比較されずに育った人はまずいません。実際、私たちが良くなる事を願っていた人たちは、私たちを他の優れた人と比較してきました。
 比較は、親や教師といった人が好んで使う方法の一つです。どのような事を比較するときでも、模範例がいつも準備され、「あの子はお前より勉強ができる」「お前より素直だ」といったセリフが使われます。親や教師の意図は私たちを向上させることでしたが、このような比較の仕方は最悪なのです。
まず「自分はダメな人間だ」という気分にさせる。次に自分の能力に疑問を感じるようになり、劣等感の原因にもなります。この二つの感情のために、私たちは惨めな気分でいっぱいになってしまいます。このようにして出来上がった内なる批判者、悪魔の囁きとは、貴方が物心ついた子供のころからの、親や教師などの大人から言われ続けてきたネガティブな意見の寄せ集めだったのです。

成功することを信じる
 信じがたいかもしれませんが、成功を恐れている一部の人たちがいます。なぜか?例えばこんな理由です。
1 自分が打ち負かした人の反感を買うのが怖い。
2 成功者と肩を並べるのが怖い。
3 親の成功を超えたくない。
4 「自分は成功するだけの価値がない」と思い込んでいる。
 4番目の理由が一番多いようです。「自分は無価値な人間だ」という思い込みにとらわれている限り、私たちは成功の恩恵を素直に喜んで受ける事が出来ません。自分の思い込みに反して成功を収めると、知らずして自滅への道を選んでしまう事さえあります。

自尊心を高める
 この問題を解決する方法は何か?「自分には成功する価値がある」と確信できるまでに自尊心を高めることです。健全な自尊心を持っている人は、「自分は人生のどの分野でも成功を収めることができる」と考え、成功の恩恵を享受する価値が自分にはあると確信しています。
 ちなみに、乙武洋匡氏の言葉を借りると、親の教育や躾にただ欠けているのは、愛の表現力だそうです。その愛も口に出して子供に伝えなければ、伝わらないし、ましてネガティブな意見だけで育った子供はネガティブな意見を抱えた大人に成長してしまうのだそうです。

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