国際ロータリー 第2740地区  第8グループ 諫早市内5クラブがあり、諫早西RCの他、諫早RC、諫早北RC、諫早多良見RC、諫早南RCがあります。

テーマ「いつやるか ? 今でしょう !」

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テーマ「いつやるか ? 今でしょう !」

 このキャッチフレーズは一年前にブレイクして、使ったことのある会員も多いとおもいます。東進ハイスクールカリスマ講師、林修 氏の言葉ですが、クラブテーマ『私が変われば、世界が変わる』に少し相通じるものがあります。
 
 彼の言葉の中に、ほんの少し考え方を変えるだけで、あるいは、心遣いを少し細やかにするだけで、人との関わり方は、ずいぶん変わるものです。
そんなことはわかっていても、どう変えていいのかがわからない。そう思っている人は多いようです。どう変えていくのか ?

そのテクニックの一つに、『5W1H』をフル活用して変えることです。
人は何か困ったことがあると「どうしょう」と言います。もっと焦ってくると「どうしよう、どうしよう」と繰り返します。この言葉は、解決するための方法がわからない、どうにもできない、時に使います。
そんな場合には、頭の中で『5W1H』をフル回転させます。WHEN=いつ、WHERE=どこで、WHO=誰が、WHAT=何を、WHY=なぜ、HOW=どのように、これは情報伝達のマニュアルですが、これを問題解決のために応用します。
簡単な例ですが、歯医者さんに「歯の磨き方がよくない」とか「5分以上磨くように」とか言われた方は多いとおもいます。しかしなかなか実行できませんし長続きしません。例えば歯ブラシを極細にかえる、とか、洗面台に時計を置くとか、するわけですが、やはり、うまくいかないと思います。

そこで「どう磨くか」というHOWの問題を、「どこで磨くか」というWHEREの問題に摩り替えることで、問題解決を図るのです。その方法は「お風呂で入浴中に磨くようにする」これで5分以上ゆっくりと磨くことができ、習慣化し長続きします。入浴中に磨くと、入浴時間も長くなり、カラスの行水の人には一石二鳥です。

 仕事上でも、例えば、「やる時間を変えてみる」、あるいは「やる人を変えてみる」など、素早い問題解決に向けて色々な方法を考えることが出来ます。
 勤務時間中は、色々な電話や来客があり、自分自身の仕事をする時間がなかなか取れませんし、イライラして従業員に当たったりします。そこで、自分自身の仕事をする時間を夜型から朝型に変えるというのも、実は「どう仕事するか」というHOWの問題を、「いつ仕事するか」というWHENの問題にすり替えて、解決を図っているのです。
 接待は、夜仕事が終わった後でという常識を覆したパワーランチ=ビジネスランチも同じ発想です。
 ですから、「どうしよう」と迷って、いい方法が思い浮かばない時は、「5W1H」を思い浮かべて、「いつ」、「どこで」、「だれが」、「何を」、「なぜ」、「どのように」と問題を入れ替えることで、解決を図るという手法を身につけてください。

 ちなみに、「5W1H」にあと2つ加えた「6W2H」があります。
WHOM=誰に(と)、HOW MUCH=いくらで、の2つを加えます。
誰に(と)とは、例えば、プロに相談したり、専門家に同席をお願いしてもいいと思います。そして、HOW MUCH、いざとなったら金で解決するという、最後の最後の手段としてこれも頭に入れておいたほうがいいでしょう。

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