国際ロータリー 第2740地区  第8グループ 諫早市内5クラブがあり、諫早西RCの他、諫早RC、諫早北RC、諫早多良見RC、諫早南RCがあります。

テーマ「会員増強をもたらす職業奉仕」

テーマ「会員増強をもたらす職業奉仕」

第1254例会 平成25年8月7日

今月は会員増強月間と言うことにちなんで、会長の時間は「会員増強をもたらす職業奉仕」をテーマに話して見たいとおもいます。
 日本のロータリーの会員数は、2010年7月末で90、319人、2011年7月末で88,737人、2012年7月末で88,103人となって過去2年間で2,216人減少しています。
日本の1クラブの平均会員数が39人ですから、約57クラブが過去2年間で消えたことになります。2740地区は57クラブ、会員数2,296人ですから、2740地区がそっくり消えてなくなったと同じことになります。
これに関し、数年前の2740地区職業奉仕セミナーにおいて、2680地区田中パストガバナーの講演があります。演題は「会員増強をもたらす職業奉仕」です。その中に、会員増強に対する解決方法の一つが述べられていますで、さわりだけ延べたいと思います。
RIの新しい戦略計画もたてられ、これだけ、毎年のように会員増強が強調されているのに、何故会員が減少していくのでしょうか。
景気が悪いから、会費が高いから、出席規定が厳しすぎるからとか色々な理由を上げる人もいますが、私はもっと簡単な理由から会員増強が進まないと考えています。すなわちロータリーに入っているメリットよりも、デメリットの方が多いという、至って簡単な理由からです。
ロータリーに入ったけれど、高い会費と色々な名目をつけた寄付金を取られるだけで、何のメリットもないという声をよく聞きます。メリットがないから入会希望者が少なくなる。メリットがないから退会していくという悪循環を繰り返しているのではないでしょうか。
メリットがないところには、誰も集まってこないのは当然のことです。天秤は重たい方に偏ります。人間も魅力のある方にかたまってくるのです。
そこで私たちが考えなければならないのは、本来、ロータリーにはメリットがないものなのか、それとも何か人為的な力が働いてメリットを無くしているのかということです。もしも何か人為的な力が働いてメリットを奪っているのならば、それを正せば会員は増えるということになります。
この講演の結論を先に言いますと、次のような事になります。
ロータリーアンは一般的な実業人であり、その目的は実業人が営む事業の継続的な発展を図ること、すなわち、①建設的な事業を営んで、②自らの事業の継続的な発展を遂げて隆盛に導くことです。③そのためには、継続的に利益をもたらす顧客を確保することが必要です。
「ロータリーの奉仕理念のメリットは自らの事業を隆盛に導くこと」なのです。
すなわち現在のロータリーの衰退は、社会奉仕活動を強調するあまり、実業人のもっとも大切な職業奉仕活動である日常の事業経営に関するロータリー情報をおろそかにしている結果なのです。
実業人の利己の心とは、自らの事業を繁栄させることです。ロータリーの経営学の理念にも基づいて事業を発展させることが職業奉仕なのです。
この大切な奉仕活動が、即ち職業奉仕が完全に無視されて、対社会的なボランティア活動だけが強調されていることが、ロータリーのメリットを失わせて、魅力を欠く大きな理由になっているのです。
ロータリーのメリットはHe Profits most who serves best なのです。以上触りだけ紹介して、私の会長の時間を終わります。

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