国際ロータリー 第2740地区  第8グループ 諫早市内5クラブがあり、諫早西RCの他、諫早RC、諫早北RC、諫早多良見RC、諫早南RCがあります。

テーマ「親切にする」

テーマ「親切にする」

第1253例会 平成25年7月24日

 裕福な人たちは、さまざまな団体に多額の寄付をすることはよくあります。では、お金がない人は裕福な人に比べて、世の中の役に立つ機会が少ないのでしょうか? そんなことはありません。お金がなくても、世の中に大きな貢献をすることは誰にでもできるのです。
 そのひとつが「親切」です。親切な行為をするのは簡単です。たとえば、交通渋滞の中で他のクルマを先に通す。明らかに疲れている人に電車やバスで座席を譲る。などなど。それ以外にも、他の人たちが背負っている重荷、この場合は心の重荷などをさしますが、少しでも軽くするためにできることはいくらでもあります。
親切について心に銘記すべきことは何でしょう? それは「親切は連鎖する」ということです。あなたが誰かに親切にすれば、その人も誰かに親切にしたくなる。こうして親切の輪が広がるでしょう。
 しかし残念ながら、この世の中には親切よりも不親切が蔓延しています。たとえば、待っている人たちの列に割り込む、誰かが乗ろうとして駆け込んでくるのが見えているのにエレベーターのドアを閉める。助けを求めている人がいても救いの手を差し伸べない。他の人たちを押しのけて自分がいいところを独占しようとする、など。
 不親切について心に銘記すべきことは何でしょうか? 
それは、「不親切も親切と同様、連鎖する」ということです。
 たいていな場合は、親切な行為は、ほんの少しの時間と努力で実行できます。ひとつの親切な行為が連鎖反応をおこして他の親切な行為を生み、親切の輪がどんどん広がります。とても素晴らしいことだと思います!
もう一度言いますと
親切な行為は簡単に実行できる。
親切にされた人は自分も親切をしたくなるから、
親切の輪は広がっていきます。
私たちは、ロータリーアンの前に、地域社会の中の一般的な市民です。ロータリーの中でどんなに立派な事や奉仕活動を行っていても、市民社会の中で、親切を実行しなければ、何にもなりません。一般市民は見ています。
そして、不親切な事を行えば、非難は普通の人の倍帰ってくるのだと覚悟しなければなりません。
立場は違っても、ある県の県会議員が行った行為にたいして、思った以上に世間からのバッシングを受けたことは、皆さんも記憶に新しいことだと思います。
もし彼に真の友人がいたならば悲しい結果にならなかったのかも知れません。
私たちは、友情を一番に考えるロータリーアンであったことを感謝して、会長の時間を終わります。

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